詩人:ヒビト
友達と思ってくれてはいないだろうなと思っていた人が意外と友達だと思っていてくれているものだ。
僕はいつも、この世にいるすべての人に嫌われているつもりで生きている方が楽に思う。
誰もが嫌っていると思うとどんなにぞんざいな扱いを受けても当然と思って受け入れられる。
無視されても孤独に感じる事も無い。だって、ただ当然のように仲間はずれにされているだけなのだから。
少しでも優しさを感じると、すごく大きな喜びを感じる事が出来る。もちろん、その喜びの裏側には、僕に優しくするなんて相当な無理をさせてしまって本当に申し訳ないという想いがあるのだから、手放しで喜んでいる訳でもないのだけど。
こんな生き方をしていると、この世にいるすべての人が本当に僕を嫌ってくれるから本当に楽に生きられるようになるんだ。