詩人:甘味亭 真朱麻呂
君の持ってるだけの力じゃ持てる範囲のものは決まってる
僕も同じで僕以上の力は出せないし だから誰かに手伝ってもらわないと出来ないものもある
どんなものにも限界はあるように
誰もがきっとそれを知っている
夕暮れの彼方に今日も沈んでゆく 太陽がふたりの影をのばしていく 気が付けば影は寄り添いあっていた
なんにもない生活であればあるほど
人は何かを欲する
便利になるようにと世界を変えていく
少しずつ少しずつ
なにもない生活だからこそ楽しいけど
だから意地を張るのはもう終わりにしよう
そして意固地な気持ちはこの場に捨てて
君に素直に言ってみる その手を その力を貸してよ 僕に
僕だけじゃたぶん
この先の大きな壁は超えられないから
君の応援が必要なんだ
遠くで手を振る
君は笑顔でいつも僕を認めてくれる
その笑顔がある限り僕は無敵になれる
君がそこで笑いかけてくれるたびに
一度はあきらめかけた夢をまたみたくなる
ずっと君が側にいてくれたら
もっと僕は頑張れるのになあ
世界は容易なことには超えられない
この世界で輝くためには弱音なんて吐いていられない
君のために頑張るわけじゃないけど
だけど君はちょっとのことで泣いてしまう僕のことを慰めてくれる あの笑顔のためになら生きてみても良いかなと思えたのは本当だから
大きな壁にさしかかっても
苦しい選択に迫られても
僕はへっちゃらで飛び越えてみせるさ
信じた道を選び必ず幸せにたどり着いてやるさ
君のために 自分を輝かせるために
ふたりは此処にいるんだ 愛を誓うこの気持ちはいつか全てを超えてゆくよ
何かを信じるたびに疑う心が出来て嘘がついて回るけど
それでも僕はその何かを信じたいよ
そうすればきっときれいな心で向かい合う瞬間の新しい未来のいつの今日でも楽しく笑いあえるさ。