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[122926] 恋のフォトグラフ

詩人:甘味亭 真朱麻呂

悲しいことは忘れて
僕だけのことを考えてほしいよ もう
いつまでも昔の恋に
縛られている君の顔が悲しく見えたから

心を僕にひらいて
さあ夢をもう一度この僕と叶えよう
なくした夢を
あの人じゃなくても
一生懸命あの人に追いつくぐらい走り抜けるから 恋のレースを君がもし良ければ
君の心のアルバムにそっと僕の顔写真を
はさんでほしい

君が応援してくれるならば
いつまでだって走れるよ
生半可な気持ちじゃない
君の悲しみを察するが故の決断さ
わかってる…わかってない
その繰り返しはもうやめようよ
君がほしい もう君を一人にしておけない ほっとけない
こんな僕だけれど
ならば それならレースに参加させてよ 大したことはできないけど君のために一生懸命走るから
その姿を見ててくれ
これが証だといいたいのさ 別にカッコつけたりはしない 自然なままの僕を見てほしい

切なく涙でにじむ恋のフォトグラフを眺めて 夢みたいな昨日を思い出す君
君は今日から
僕の一番
君にしても
君の中にだって
僕のことが一番になる日まで 僕は君にとってただの友達以上それでも恋人未満
だけれど君がわかってくれるまで
うなずいてくれるまでそっと寄り添う
独身でいるよ
寂しくても この淋しさ癒せるのは君だけだから
僕にしたって苦しいのさ こんなに君を好きになったから
後悔はしてないよ君だけが苦しんでるのを僕は見てられないから どうかその悲しさやむなしさを分け合いたい 分かち合うためのきっかけになりたい そうしてその心の癒えぬ傷跡のいたみを少しでも和らげられたらこれ以上の願いはないそれだけさ
それだけでいい
その小さくてやわい手に僕の手をそっと重ねて冷たいからだをあたためたい 第2の人生はきっとまだ開けるはずさ 君がその気になりさえすれば鍵はここにある僕の中に。

2008/03/15 (Sat)
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