詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕の中のふるさと
小さな頃 みた夢
全て知っているの
あの山もあの川も
目覚めればまるで
嘘みたいに
僕は都会暮らしで
第二のふるさと
君を見つけた
サヨナラ夢はもう
過ぎました
サヨナラ手を振る
今別れの時
鮮やかなまま 今も記憶の中にある
たくさんたくさんの思い出という幻
記録しました
心の1日1日
欠かすことなく
描いた日記帳
そのどのページにも
くだらない落書きばかりさ
いつかまた出逢える
そう信じて あの日の僕は少なからず期待して待ってる気でいたんだろう
小さな希望を抱いて
半分疑って半分信じて
半信半疑 心が揺らぐ
サヨナラ夢みた
あの我らの青春よ
僕は旅立ちます
ここから 翼広げ
巣立ちの日には
君は来ないか来るか
そわそわしてた
ふるさとへ
また帰りたいな
そう思えるような
ふるさとはそんな場所
君のところへ
また会いに行きたいな
恋人とはそんなものさ
世界で一番安心できる居場所さ
僕はきっと知ってる
声を枯らして叫んだ
また帰るから
また帰るから
君のところへも
残してきた思い出は
置き去りのままだけど
いつか帰るときまで
取りには帰らないんだ
そうすればまた帰る理由になるだろと思って
良い思い出が数え切れないくらいある
あの懐かしい少し色あせてしまった故郷
君は僕のふたつ目の懐かしいふるさとさ かけがえのないふるさとになってくれたことは二度と忘れぬ一生変わらない事さ
世界中探したってない 世界でただ1つの
僕だけのふるさと
帰る場所はふたつある 君が頷いてくれた
だから増えたんだ
第二のふるさと君を見つめる
もう行かないで 僕の側にいつまでも
ああ側にいてね ずっといて下さい。