詩人:どるとる
弾けもしないピアノの鍵盤に指を適当に置いて鳴らす メロディ不協和音弾けもしないギターを抱えて誰かの真似事爪弾く 弦音痴な歌声らくがきだらけの日々あきらめてばかりの僕改革案などはたやすく取り下げられて変わらない僕が今笑うけど泣き顔よりもひどい顔だねらくがきだらけの世界後回しにしてばかりだ明日は見えない不安に押しつぶされて 心はぺちゃんこ所詮僕に奏でられるのは こんな陰鬱なメロディー。