詩人:放射能]
学校帰り
塾の帰り
肩を並べて歩いたね
手をつないで
ふたりでハッピー
英単語も年号も
数式もレンジに
必要な時にあたためてチンすればいい
今は君をあたためたい
順番にステップアップ一気にかけ上がるから愛の骨組みも
できてない
そんな過ちは犯さない
強風に煽られても
僕らは全く揺るがない
5本の指を交差して
明日まで繋いだね
ずっとこのまま
世間や旅人や不安を
無視して予感と自信に満ちていた二人だった
幸せを考えた時
君個人を思うから
君は僕を思うだろう
ライバルが現れても
僕以上などありえない君の大会があれば
優勝して祝福のキス
僕の大会があれば
君が優勝してくれる