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詩人:どるとる
パズルのように
未来を組み立ててく
その途中で間違えても間違ったままパズルは進んでゆく
出来上がった未来はなんの絵なのかもわからない
でたらめな未来
僕は気づいた
後悔もした
だけれどあきらめるほうが楽だとわらった
時間が流れてゆく
残酷なほどに
残りの命が削れて
やがて来る終わりにさえわらってる僕
お笑い種さ
すべて
自分にさえ思わず笑いがこみ上げる
あまりに悲しすぎて
何かが不安で
しかたなくて
ホントしかたなくて
ただ笑うしかなかった
絶望的な迷子の今に
現実社会の迷子放送があれば迷わずアナウンスしてもらいたい…
そんな気持ちで生きる今
希望の光と
ゆがんだ
卑屈の闇とで
灰色の心が
つくりだした
規則のない渦
ぐるぐる ぐるぐる
ただ無意味に回る
ムネの中
胸焼けみたいに
いつまでも
心がもどかしい
そんな
毎日がもどかしい
現実に惑う者へのレクイエム
今 うたいたい 僕は僕自身へ
響きそうで響かない無音の極地へ
静かなる静かなるレクイエム
今 聴かせたい 僕は僕自身へ
このまま冴えない現実をたえてたえてみてもその先に待つのは昨日の食べ残しだって知ってても
なぜか僕は生きてる
あなたに聞きます
こんな私はバカなのか?
死にたいなら死ねといいますか?
それができるなら
とっくにしてます
それができないから
今ものうのうと生きてるのさ
愚痴をこぼして
ぼたぼた愚痴って
世の中を憂さ晴らしにと皮肉って
ほら 明日は薄曇り
また雨が降ってくる
天気予報など関係ない 私の心はいつでも雨降りさ
なんて具合にさ
日々は過ぎていく
終焉まで一直線に
多分 このまま
うだうだと私は向かう。