詩人:遥 カズナ
きらいで
いきてきては
いないから
ちいさなまどのなかには
わかりやすい
いいわけにかられ
いためつけあいたい
ひとびとのかげり
まわりくどい
もじのられつより
いいわけもいらないけつにくに
ぜんしんがたかなっていたい
ちいさなまどをひらいて
とびおりちゃいけない
なにもいらないふりして
だれかをうらみながら
ほんの
すうせんちめんたる
ようやく
まっかなあさやけとゆうやけが
たがいにむかえにむかい
みたされ
わかれ
ひかれあう
ありえないなんて
もう
だれかにまかせてしまえばいい
このんで
しにたい
わけでもないなら