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[123171] コトバサガシ〜キミ恋

詩人:甘味亭 真朱麻呂

言える言葉を探していたんだ
君に似合う言葉を
けれどどれだけ探してみても
見つからなくてさ

最後までわからなかった 何もかも
失った分の涙を笑顔で埋め合わして

今 君に言える言葉はきっと残り物みたいなものしかないから まだ君に伝えるべき言葉じゃないから また僕は探しに行くよ

言葉探しに出かけるよ
やっぱり僕には君しか
居場所はないらしいな

だから元居た場所に帰るように
今日も君の心の扉を開くんだ
闇を抜け出したなら帰るんだな

言葉探せなくたって責めないわと 君はまるでお日さまみたいに笑う
その瞬間溢れ出た涙でやさしさに溺れそうになった 春のある日の事

僕は忘れない
絶対忘れない
一生忘れない
ずっと ずっと ずっと そうさ
この言葉は僕の中で育ち
変わらない光の種を
ひとつひとつに植えるよ
いつか花を咲かす迄

いつの日か花が咲くその日を待って
僕の中に変わらない 僕という証を残して 僕が描いたんだよと わかるような人生の絵を描きたいんだ きれいな青い空と君の笑顔さえあればそれで幸せ 僕は

全てを詰め込む 全てを放り込む 全てを練り込む

牛耳るように ひとつの場所に全ての光集めて想いと想いの架け橋を架けて
心と心じゃ 伝えきれない何か 目と目じゃ 読み取れない何か 探してゆこう 少しずつ それならば手探りでもいい 楽をしてたら見つからない何かならば自分自身のこの両手で探せばいいだけのことさ

今 君に言える言葉はきっと残り物みたいなものしかないから まだ君に伝えるべき言葉じゃないから また僕は探しに行くよ

想いを言葉にするのにいらないものは何かな もし不必要なものなら今すぐ捨てて飾らない言葉で嘘を塗り潰して 君に恋したあの春の日 君と出逢ったこの奇跡その全てにありがとうを言おうよ。

2008/03/19 (Wed)
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