詩人:ジャガー
夏は終わったかな
涼しい風に流されて
まぶしくて痛いね
朝は僕らをまた
あっけなく引き剥がしたね
強がりくらい
立派に言えるように
大人になれたはずなのに
こんな感情がやっぱ
頭と胸らへんのどっか
血液みたいに行き交ってる
「愛してる」って
こんな小さな言葉だけじゃなくて
もっと伝えたいのに
悪気無く遊ばれてるみたい
空へ飛びたかった昔みたいに
溢れて滲んでくばかりで
君色に染まっていく
生き場の無い"痛み"はどうしよう?
少なくとも今僕にとって
行き先の選択を迫る
衝動なんだよ
こんなに弱いくせに
会いに行きたい