詩人:山崎 登重雄
なんとなく慰めて渇いた時間を過ごすときがあるそれは不意にそれは無意味にそれは感情とは別のそれはやり場のない脅迫と空白ベッドでソファーでトイレでバスで可憐な少女と妖艶な熟女と空想で妄想で動画で静止画で月に幾日週に数回日に幾度となく気まぐれに訪れるオスの習性無視をする拘束される渇いた逃亡劇良く似た誰かに明日を知らない迷子たちをおはようこんにちはさようならリアルな世界の扉が開く刹那に少し笑う