詩人:甘味亭 真朱麻呂
撃ち込んでくる
銃弾が飛び散り
僕の身体を突き抜けた
曖昧な言い訳で
いつだって狡猾
僕は傷つくことはない
いつでも守られているから かすり傷で済む
絶え間なく流れゆく時の波間に 光る未来をみた
幻が世界を彩るまで ずっと何もせずに眺めてた
君の言葉は確かに正しいけど それを裏付ける根拠さえ曖昧な上に何故だか正しいのに受け入れられない
この世界の全てのルールがやがて守ってきたはずの僕たちを傷つける
隠してた牙を剥き出しにするように 守るべき僕たちに報復してきた
自然が泣いている
地球が嘆いている
大地が死にかけて
もう全てが壊れる前のすんでのところで持ちこたえている状態だ
それを勘違いして何を勘違いしたのか人間たちは自分たちの実力なんだと切り開いた運命による誕生さえも 操れたかのように話す
もしかしたなら恐ろしいのは自分たちかもしれないんだ
なぜならば全てがまるで自分たちの力によるもののように
あたかも勘違いして
厳かなまでに人間が人間を支配し その人たちの自由を奪い王者のように振る舞う愚かな奴らがまだいること
確かに運命を授かり生まれそれからはその人の力により開かれる人生かもしれないけれど 完全じゃないむしろ無力に近い人間はそんな頭脳があるからこそ何かを生み出し自ら自分たちの暮らしをよりよくできるんだ
それを忘れてはいけない 勘違いなど論外さ
だからこそ だからこそ だからこそ
立ち上がれ、まだうら若き若者たちよ
我らが勇士たちよ
舞い上がれ、もう機は熟した青少年よ
君たちが担う未来
君たちの手に掛かってる どうするかは君たち次第だ 1人1人の判断や自覚により世界は破滅へも進展へもなって行くんだ いつでも どんな時代でも君という君がその世界を唯一変えられる誰もがその担い手であり救世主。