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詩人:甘味亭 真朱麻呂
人生は順序立ててなにをやるのかを1から
考えるべきだと思う
僕には自分で決める選択の権利があるから
始まりはいつだって
静かに始まり唐突に終わりを迎える
いつも…いつも…
何かと空振りの毎日で
他人の出すホームランに疎ましさを感じながらも目をを閉じたけれど一瞬の恨めしさは本物さ 憎しみが殺意に及ばなかったにしても
暗闇に沈んで行くこの想いは真実(こたえ)にいつか行き着くのか
現れては消えるたくさんのイメージに追いつけとばかりに僕は走りまくってた
忘れられない記憶と共に何もかもを過去の渦中に葬り去るのさ
それでも拭いきれない悲しみはあれど
希望の光をまたたかせれば答は見えよう
終わりある世界を
終わりある命を
いつか全てが無になる与えられた最後ならば僕は何もかもを絶望も知り得よう そしてその全ての存在意義をいつか叫べる日を待ちながら消えゆく運命を抱けたことを誇りにしよう胸を張っているよその資格があるはずなんだ この僕にだって
見えない明日をどこまでも貫いてくまばゆいばかりの閃光のごとく 走り抜けてゆく夕暮れ
1日がこんなにも素晴らしく思えたなら幻のようにF1よりも速く過ぎ去ってゆくはかない夜を抱きしめながら 心を浄める大きな大きな光になろう そして僕は歌う 限りある歌を
いつか途切れてしまうまで歌い続けよう
逃げ出さずに 逃れられないこの人生を彩るように ただ当たり前に温かい光になろう
そう決めたのです
僕は決めたのです
冥土カフェへお茶を飲みに行くように
軽い気持ちでもきっとなぜとは聞き返すまい 聞き返すまい
その理由はもう僕の胸の中に 裸のままの真実が透き通って君には見えるから
いつかの僕よ昨日という過去という過去の僕よ 消えないでとは言わないよ それは無理なわがままだからだけれどせめてやさしい君のように光になりたいだけ。