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[123328] 恋は命がけのデッドヒート

詩人:甘味亭 真朱麻呂


君のせいさ でも君のおかげでもある
僕がこんなにも胸を痛めてる今になったのは

恋ってすばらしいものだけど
誰でも魅了されるような引きつけられる何かがあるよね
不思議な力で僕らも巡り会い愛まで誓った
こうなった今も偶然じゃなくって
これも何か特別な魔法みたいな何かがあるみたい つまらない事でいがみ合う事だなんてばからしいから真似なんかしないでねといつも母は言っていた 何かがあるたびに口癖のように

ちょっと悲しくてちょっとうれしくもあって
その辺が恋はすてきだね
遠い春の夢が膨らんでくる
誰かを心の奥底で思うように
心のどこかではわかっていたことなのに
何故だかもうやり直すにはあまりにも時が経ちすぎて遅い気がして 何も言えなかった
人はこーゆーときなにもできない なにもできないまま日々を見送りさよならとだけつぶやいて終わりへと静かにそのまま歩いて行く
思うより本心の中の僕は露骨に言うのねと涙をぬぐい取り明日へ急ぐ 駆け足で

未来へも急ぐ
自分を脅かす頓珍漢な奴らを振り切り
自分の無力さに打ちひしがれながら
選択の余地もなく仕舞にはなぜ生まれちまったのかと自分の始まりや起源を疑問に想い始める始末

どうにも出来ないし
何にも手だてない
僕は悩みに悩んだ
今さえも過去になり
悩み抜いた人達は
自分を防御する為

完全なる無視を決め込んだのなら 罪も同じだ 役立たずの傍観者共よ 同罪の重罪で処罰を下す。

2008/03/21 (Fri)
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