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詩人:甘味亭 真朱麻呂
素晴らしき僕等の日常は
ただ呆気なく過ぎていくよ
流れ星のように終わりゆく今日がすぐに明日をつれてきて今日になる
気が付けば目覚めたときに今日が今日なんだと悟り
今日はもう昨日の今日じゃないんだという事に気付いてるわけなんです
予想が確信に変わるように気付いた今日に
様々な出来事にあくせくしながらも
決して弱音は吐かずに苦しみも悲しさも押し殺した
噛み潰すように心のどこかで忘れようとしてたのかもね
夢の中では意識外で
だからなにを考えてるかもわからないまま
夜は寂しくなる そんな理由で悲しくなるのです 僕は
内心悲しくても
本当は悲しくても
頑張っている僕等は忘れないで 見捨てないで
昨日の僕等より明日の僕は強くなることを誓うから
素晴らしき僕等の日常がどこまでもこのまま過ぎ去っていっても悲しいとは言わないから 人生最後の日でその言葉は言わないよ
その言葉が必要なときはきっと一番人生で悲しい日に使うためにあるのだから
たやすく使ってはいけない この世からさよならすることそれより悲しいことなんてあるわけもないから
あるわけもないから……
ガンバルンバでやってゆこうよ いくつもの言葉を飲み込んだら 最後の最後までやりきるのだ。
《素晴らしき僕らの日常より》
☆説明★ガンバルンバ…造語 ボクらのミライ、いつか君を、アパートメント、最果ての地へ、連休はパラダイス、華の宴、アバズレキヌズレ、たくわん一枚、あなたに下手ボレ、ホンホホンホ本気ッキーズ、あなたを思うと、ボンキュッボーン、学生寮の池田君、玉手箱の中の液体窒素、我が哀愁の紅ショウガゴールデン、愛すべき友とその誓い、夜行列車、さよなら桜木町、夕暮れなのにサンシャイン、好きだから意地悪しちゃう、猪突猛進、下町歌劇団、悪ガキ参謀長、ああいえばこういう、サーカスがやってきた。全25詩