詩人:奏
我が家での母の愛は
ご飯を炊いてくれるのと
朝起こしてくれること
この二つが中心なのです
ご飯さえ炊けば
僕が適当に食べるから
ご飯だけ炊いてくれます
朝弱い僕が遅刻しないように
僕をしっかり起こしてくれます
たった二つの愛は
他の家に比べれば
ちっぽけなものだと思います
でも僕のために働く母に
無茶なお願いなど出来ません
高校でいきなり剣道部に入って
色々お金がかかったけど
母は文句も言わずに
全て払ってくれました
だから仕事をしなきゃならない
だから二つのことしか出来ない
昔から少ない母の愛は
僕の中じゃ小さいけど
しっかり伝わってます
ありがとうお母さん