|
詩人:どるとる
僕は君のために
なにができるんだろう
なにをしたいのだろう
特別なことなんか
できないけど
魔法使いでもないし
マジシャンでもないから
つまらないただの男だけど
たとえば寒い夜には傍にいて
夜通し 君の愚痴を聞くよ
たとえばさみしい時にはできる限り傍にいて いろんな話をしよう
僕ができるのはちっぽけなことだ
だけど
ただの人間ができる事を精一杯、目一杯するからね
たまには立場を変えて僕の愚痴も聞いておくれ 君の話も聞かせておくれ
僕にも君と同じように眠れない夜やさみしい時があるからね
そんなときには傍にいて話し相手になってね
ただの人間の君だけどだれより愛する人だから
君が傍にいてくれることがいちばん僕には支えになるから
ただの人間どうし
寄り添いあって
生きていこう
ただの愛をつらぬいて
ただの幸せをつかまえて
愛することの喜び
愛されることの喜び
重ねる時間
増えてゆく記憶のページ
ただの一生にただの幸せを
ただの人間二人で
築いていこう
小さくてもいい
貧しくても構わない
君が幸せならば
君が笑えるならば
僕はただ働いて
君に楽させるから
ただの人間の僕だけど愛してるよ
君のこと
僕ができるのはつまらないことだけど
ただの人間ができる事を精一杯、目一杯頑張るからね
見守っててね
応援しててね
君の笑顔が何よりの僕の力になる
ほら、今日も
僕はかぎりなく
愛されてる
ほら、今日も
君をかぎりなく
愛している
ただの人間の中にあふれる形のない思い
熱く燃えながら
僕を包む愛の炎
熱いくらいに
燃えている
ただの人間のくせに限界を知らないみたいに
どこまでも頑張れる
それが人間です
すごいでしょう?
ただの人間ができる事は意外と多いのさ
不器用だって
危なっかしくたって
ただ君のために
ただの人間はいつも生きてる。