詩人:猫の影
朝起きて重い体をやっとの思いで立ち上げて身の支度を整える外には朝の涼風舞って僕は扉を開け放つ耳の穴にはウォークマン寝起きの僕のほっぺたに優しい風がキスをする体は軽い 心も軽い目指す先は坂の向こうキーをはずして かける鍵到着したのは暑い 暗い 僕の教室だ