詩人:どるとる
指揮者のようにタクトを振るように時間が流れてゆく月は輝き魔物が笑うこうもりは長い眠りに着いてるこれは一夜かぎりのオーケストラ逃したら もう二度と聴けない今夜かぎりの碧い夜言葉は要らないただ美しさだけが際立つ音色の中譜面もないのに見えない五指が奏でる無限大に広がるメロディ君だけに訪れる一夜かぎりの奇跡窓を開ければ広がる星空のオーケストラ今夜かぎりの碧い夜。