詩人:トケルネコ
りんごがおちて
たんすがころがって
まいれーじがたまって
ぶじぼくらはであいました
あたまのおかしいこのばーちゃわーるど
たぬきととらっくのばかしあい
まけたたぬきはほしになる
おそらのたかみで ろじょうのはしでしみになる
きってはきれないことばがあって
きおくのすみのうらみぶしがあって
おなかにやどるいのちがあって
せんめんじょでごきぶりにであって
うずくまるくろ
なまなましいくろ
ぎりぎりのくろ
ぐろのくろ
そんなかぎりないくろを おそれなじってうたがって
たどたどしいしろをえがくのです
さいはてのやみからとらっくがとびだしても
たんすのかどがせりだしてきても
うみはしにましぇん!
おはなばたけでそうじきがつまっても
あおいせんぷうきがくびをふらなくても
かぜはしにましぇん!
おそらのあんこくがわらっても
いかすみらーめんがびみょうでも
ぼくはしねましぇん・・・
そしてだれもかれもまよなかに
ずーずーずーずーそばをすすりながら
かざらないしろをうたうのです
あなたが、すきだから
かがやかしいあすをみあげるのです