詩人:ruvy
他人(ヒト)の不幸を喜んだのは初めてでした。
こんな自分が
少しだけ
怖かった。
ずっと望んでたんだもの。
あなたが不幸になることを。
だから怖い。
人は怖い。
あたしとあなたに
『関係』なんてものはなかったけど
それでもあたしはあなたが嫌いだった。
友達でも
何でもないのだけれど
あなたの性格を何故だか認められなくて
ずっとずっと嫌っていたよ。
あなたが幸せそうだと
あたしは落ちて
あなたが落ちれば
あたしは嬉しかった。
そんな自分が
少しだけ
怖かった。
だって
あたしとあなた、
どことなく
何となく
似てるんだもの。
でも
あなたとはやっぱり
友達にはなれないよ。
あー。
あなたが落ちた 今
あたし 最高潮です。
こんな自分が
少しだけ
怖い。
少しだけ ホントに怖い。