詩人:野良猫
絶対
絶対
約束だよ
そう言った私を そんな目で見ないで
あなたは何も言葉をくれなくて
泣きそうになる自分を抑え 指切りした
時々わからない あなたの心が
何を想い 感じてるのか
指切りをして一週間
雪の舞う 小さな公園で
来るはずのないあなたを待ち続ける
真冬の自然は厳しくて 泣いてる私にも容赦ない
冷たいトゲが体中に刺さる
痛い
イタイ・・・
体が? 胸が? もぅ何もわからなくなった頃
息を切らしながら 走ってくる人影
目が合った瞬間ホッとした
約束したもんね
信じててよかった
待っててよかった
また あなたに会えて・・・