詩人:siva
アタシはひっそりと生きるの ドラマの脇役ですらない、アタシ
誰かが見ててくれてるとか、神様が見てるとか
そんな言葉さえ、嘘臭くて信じない
けど、必死に歯車を回す アタシ
辛くない、悲しくもない これがアタシだから
…なんて、強がりも言ってみたりする
ホントは誰でもいい、見てくれたら
この小さな 小さな アタシに気づいて
雨が降ったり 風が吹いたり その度につぶされそうになる
何の力もない アタシ
けれど “負けたくない”その気持ちだけは譲らない、譲れない
負けたくないの 分かるでしょ?
小さいなりの 小さな 小さな抵抗
誰にも気付かれなくても このまま埋もれても
このままの小さな歯車
そっと 掌で受けとめて
そして 歯車を回す
そして 世界をちょっとだけ揺らす
負けるもんか