詩人:杞柳
解けない魔法が欲しかった幼い頃からそう思ってた解けない魔法を手にした私が何を望むつもりだったかは覚えていないけれど手をかざして呪文を唱えて望むものは奇跡じゃない 解けない魔法が欲しかった大人になった今もそう思う解けない魔法を手にした私が戸惑い悲しむ姿が容易に想像できるのに手をかざして呪文を唱えて望むものは奇跡じゃない