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詩人:甘味亭 真朱麻呂
溜息ばかりつく
そんな毎日じゃ
楽しい筈もない
繰り返す生活が
僕を縛り付ける
名ばかりの自由
おだやかな波がくねりながら
明日へと時を連れ添いはこぶ
答のない日々の向こうへと
僕をどこまでもはこんでくよ
この繰り返しの先には光があると信じて
うまく笑えなくてぎこちない作った笑顔を代わりに浮かべた
だけれどそんな笑顔はすぐに崩れていった
夢をぶち壊すなにか
明日を遮るように
光もまた見方では
闇に見えると知り
全ては僕が生んだ
この世に生み出した
根本からの元凶を
人間は求めている
僕も求めているよ
闇雲に探るように
いつかの僕もそして今この時の僕も
全ては答なしではなにも語れはしない
人生知り尽くしたようなことをいってる
僕もいくつもの日々を繰り返してきて今ここでなんとかなんとなく生きてるだけ
そしてなんとなくでまた今日も過ぎていきいつか過去になりまた今日を生きる
その繰り返しの積み重ねが今でこれまでだったんだろう
それだけはわかってる 遠い日の罪の形がそれだ
今 罰を受けてる
裏切りの精算をすました後で永遠の眠りに入る人
なにも持たずなにも考えずこれからも生きていけたら幸せだと本気で思う
今が正しいかなんてもはやそれすらどうでもいいことになったんだ こんな未来を生きる僕には。