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[124158] 静かな夜のメロディ

詩人:甘味亭 真朱麻呂


続いてゆくよ 明日も明後日も
何故か悲しいこの気持ちも背負ったままで
走り出してく 君の手を引いて
いつもきまってこの終わりの夜になるとね
悲しくなるんだ さよならするから
もう今日は今日で二度と生きれない 二度と戻れない
それを知っていて満足するために頑張っていた筈なのに
完ぺきにはならなくて
だからもどかしい日もあるさ さよならするのも惜しまれるくらいに すんごく

昨日の悲しみをひとつずつ数えて
あふれる豊かな感情と
君の鼓動と僕の鼓動が
ふたつ重なりあい奏でるメロディ

その瞬間の場面を閉じこめていたい
笑い合うふたりの中にあるドキドキも
全て閉じこめた後で何もかも昨日に返して
闇に葬るように落ちてくまた今日も一歩
片足を突っ込むんだ

それが毎日のように続く 続く 続く
それは毎夜のように唸る 唸る 唸る

君と僕の心の中に
同じ様に 同じだけ
鳴るように聞こえる。

2008/04/05 (Sat)
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