詩人:さみだれ
日向ではしゃぐ子供まっすぐな流れ星音をいくつも探して遊んでいる陰で見守る大人屈折する星屑音をたてずひそやかに遊んでいる線の上で飛んでる誰か瞬く星空音を大切に仕舞って遊んでいるもう夕日が沈んだよ雲が見えなくなったよヘッドライトが邪魔して遊べないベッドの中で抱いたロボットの角が音をたてず突いてくるテーブルの上に並べた夕食の残りが音をたてず冷めていく平らな世界に座ってジグザグになぞった星が音になって遊んでくれる