詩人:甘味亭 真朱麻呂
明日を形作る何かがあるのさ
それは要するに今日
破裂しちまいそうな想像を吐き出したい このままだとどうやらパンクしちまうから
今日がまた終わればそこには明日がある
その今日という名前のその時には明日になってるから過去の今日がつれてきたのは新しい今日 それと昨日からも続いてる証に昨日と変わらぬ退屈があった
この時 あの時
いつの何時
その時 あん時
いつの時代
いつの頃かな
たくさん今まで様々にある時を歩いてきたから 知った何かのその分落としてきたものもあったから
時折わからなくなる簡単なこともなぜか複雑にこんがらがってしまっているよ
何かを刻もうと次に進もうとすると必ずいつも決まって何かを失ったり忘れてしまう
目の前の扉は願わずとも勝手に意思とは別に開くのに疑問の扉はいつでもクローズのままさ 立て看板も時々しか役に立ちはしなくて
書いてあることとは違う天気になったり
必ずしも決まった運命なんかないって
だから確かなものを知るためには何かと頑張らなくちゃいけないんだな あーあ
確かなものを確かめるすべはないに等しいのに そんなあるかもわからない幻を追いかける意味とそんなことにつぎ込み使う時間なんてあるのか 過去と未来それと今とが混ざり合っていつか終わりを伝えにくる さよならまでは開いた扉の向こう側で怖くても我慢して生きるしかないのかな その時代その色に染まりただはいはいと従ってさ
それが世の常なのかな
新しいような古くさいような不思議な時代の風に吹かれて
時おりいくつもの限られた一生で生きる時代でもいくつかあるからいろんな時代と時代とか混ざり合いごっちゃになる
時代錯誤を起こすさ この所現にそんなファッション それには似合わないプロポーション
悲しいモーション
切ないシチュエーション
退屈だった今日がまた終わる そしたら又明日も。