詩人:どるとる
朝目が覚めて
僕はカーテンを開ける
そしてまた日が暮れてあたりが夜に包まれたら
開けたカーテンを閉める
何も見えない暗い部屋じゃ楽しい夢も描けないから
カーテンを開けて
まばゆい光を部屋にまねこう
ここから全てははじまってゆくのです
悲しいことも
素晴らしいことも
カーテンを開ければ
広がる未知なる世界
カーテンを閉めままじゃ何もわからない
笑いたいなら
泣くことさえも
おそれずにカーテンを開けなさい
そこから全てははじまってゆくのです
何かがひと段落すればまたどこかではじまりのカーテンがなびく
今にも開けてといわんばかりに右に左に揺れてる
朝が来たなら
開けてみよう
今日のために明日のために僕はいるのです
さあ。