|
詩人:まとりょ〜鹿
誰が私の心に火を着けた?
きっと腰が悲鳴と共に火を着けた
メタボリック
不摂生の逆転
悩むべき腰痛
今リングに立ち上がる時
勝ち負けじゃないんだ結果なんだ
勝ちか負けかでいったらもう負けてんだ
啓発せよ
己の体に勝入れろ
騒ぐな
飯を抜くな無駄なあがきだ
動け!動かせ!体を全て動かせよ!!
人差し指と親指は菓子を摘まず腹肉摘め!
サイズが無いのを服屋のせいにすな!
優柔不断を食品売り場のせいにすな!
腰の浮き輪を失恋ストレスのせいにすな!!
誰が私の心に火を着けた?
むしろ着くのが遅すぎた位だぜ
ヒーローは遅れてやってくる
無情にも過ぎ去った時に嘆かず
ハンデ位くれてやるわと笑って体動かせ
おからはゴミじゃない
それがお前の糧となる
贅肉は贅を尽くした肉じゃない
動く事より優先して出来た優肉だ
優柔不断とものぐさの鎖を脱ぎ捨て
肉のさなぎを這い出て
私は綺麗な蝶になるわ
蝶だけに腸も軽やかに涼しげに飛ぶわ