詩人:甘味亭 真朱麻呂
最果てを求めて 人は思い駆り立てる 夢や理想を背負って見えない何かを追いかけた あの日僕はなによりも輝いていた無邪気にただ純粋に笑っていられた 遠きあの頃 限界までがむしゃらに走りつづけて 見えてきたのは名前のない不確かな答え ただ 君のため僕は生きていたい そんな台詞を吐ける今では あの日が恥ずかしくも思えてならない それでも無意味だったとは思いたくない それだけ 大切な大切な思い出なんだ 忘れたくない 僕という人間の朝焼け。