詩人:旅人モドキ(左利き)
きみも乗組員だなんて笑えちゃうのさこの客船で巻き起こるドラマを巡ってやっとヒロインなんだと自覚するとはきみって案外うっかり屋さんなのかもとっくの昔に出発進行のサインを送りそして現時点もバックで操る鬼とやらきみに恋心ごと奪われ宝箱まで手放すいわば天空を舞うブランコに魅了されつい涙のピエロなど熱演する茶番劇がきみの胸にも突き刺さり共鳴したまでうつろなコインが浮遊だな隣でそっとささやこう銀河宇宙のホウプめってね