詩人:里雨夜
それは風に誘われた山桜のように空(くう)を滑り空(くう)を舞いさらさら流れていく5月の風に抗うことも何モノに縛られることも決してなく意志があるかのようにひらりひらり泳いでいるとらわれずとらえられずその姿は風に誘われた山桜のよう