詩人:ジャガー
いつもいつも一緒だったね
涙も隠せないくらい
わがままでもかまわない
二人だけの世界だったね
はがれ落ちる事の無い
夜空の確かな黒さを
「好きな色に染めたい」と…
君の瞳を覗けば覗く程
言葉さえいらなくなっていた
いま、
月が調度隠れてるから
こっそり泣いてみようかな
なんて
もうすぐまた
逢えるはずなのに
今更、想い夢心地
外は激しい雨なのに
傘も持たずに来てくれたね
「馬鹿みたい」
抱きしめて
びしょ濡れの髪を撫でたね
鳴り止む事も無い
確かな君の鼓動を
「それでもひとつになりたい」と…
君と体温を分け合う程
言葉さえいらなくなっていた
いま、
月が調度隠れてるから
こっそり泣いてみようかな
なんて
もうすぐまた
逢えるはずなのに
今更、想い夢心地
ねえ、
月がずっと夜空に在るように
僕らも出逢ったのならば
それは
変わらない光と
いつか君が話した
"運命"だったと
そう信じてもいいかな
なんて
もうすぐまた
逢えるはずなのに
今更、想い夢心地