詩人:キュウー
風が僕を吹き抜けていく何度も僕に触れてはすり抜けていく時に香りを残すよう時に涙を渇かすよう時に悲しみ残すよう言葉は風のようだ何千、何億という言葉が僕をすり抜けていく景色に交わる言葉だとも僕につきつけられる言葉だとも言葉は僕の心に何か残したり僕の涙を渇かしたり僕に悲しみを運んだり風のような言葉また今日も触れてはつき抜けていく手から溢れ落ちるように