詩人:さらら
遠い昔花びら挟んだ手帖そのまま色あせない平らに保存された花詩はもっと鮮やかに保存されたままあなたの詩はいつの未来も鮮やかなままなぜならその気持ちはいつの時代も風に乗った花びらのよに夏の記憶入道雲 白く雪曇り空から降った雪その季節の想い色あせないフォトのよでそして僕たちから遠ざかる時もそして未来の僕たちを助ける時も細胞 減る季節来て花びらは舞う