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詩人:甘味亭 真朱麻呂
すれ違うときの中で 行き違う思いのワケを伝えたい
何かたりないほどにすぐに悲しくなるから代用品で埋めなくちゃ空っぽになっちまう
うさんくさいドラマのような日々の中 内緒のステップそれはテロップ 続けて話すフシギだらけのこんなMonday
月のうえでダンスを踊るように、ワンツースリー…
エライコッチャとフシギがふたたび動き出すんだ
夜空に今朝、星の種をまいておいたからね たぶん今夜咲くよ
こんなにも星が輝いて明日の天気もそこからおおよそは見当できるね 花びらちぎって占ってるあの娘は今日もおしゃまな話しぶり
植物みたいな無口なあなたの笑顔がふと咲いたら
きっと幸せは見えるだろう やっと僕の目にも
あなたの唇の感触をほほに感じたら明日にそなえて寝よう
ああ、それでもくり返すのはアップ↑ダウン↓
眠りの中へ落ちていこう それまではまだ君と話をしていたい
やさしさの中で二度とはかえれない今日を感じていたい 悪あがきでも逆らいたいボクを決してさまたげたりはしないで
もう少し あと少し
そういっていつもすぐに時間は過ぎてしまうから それに気づいてさみしくなる さみしくなるんだ
星に祈りをかける深い夜 スッとよそ見してるうちに流れ落ちたらボクは明日のボクと手をつなぎ明日のボクに染み込むみたいにひとつになる
ホントはウソでそのウソはホントなのに裏腹なまでにおもわずホントを隠してしまった僕だったよ
必ず来てね ここに来てね 毎年来てね
その元気な姿を見たいからなんて一瞬にも感じる別れに向かって足は勝手に進んで行くのに ボクらは何ひとつ止められもせずにかんたんなチョウチョ結びも出来ないまま 路頭をさまようだけに終わる日々
費やした日の数だけ 確かに悲しみはありその悲しみは明日も続く、そんな日々に決められた終わりなんてない事を信じながらボクはただ抱きしめる。