詩人:阿修羅
疑わないで、いられるのは
わたしが 信じらてもらえているから
この人以外には
ここでは心を開かない
わたしが 信じられるのは
わたしだけだと思ってた
それが信じられないから
わたしは すべてを傷つけた
何にもない、なんにも
消えて行く方向に身を任せていた
未来もない、
わたしもいない、
ただ、そうやってわらうだけ
君もいない
あのこもいない
色がない
そうやって目を逸らす
抑圧する、耐え忍ぶ戦い
それにさえ気付いていなかった
見えてゆくだろうか
ほら、
あなたがわたしを見ている
素直でいよう
感情を捩じ曲げることだけはしない
傷つけられても
そうやって、素直に生きてゆく