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[114065] ガラナ・レッスン

詩人:フィリップ

道草食ってた
放課後、あの頃


つまらない約束で
滅んでしまった
小指の契り
切られたりはしなかったけれど


肝心な事は
既に置き忘れてしまっていた

コンセントの無い部屋に転がる、携帯電話の充電器は
既に未来を
突き止めていたなんて
刺激が少し
強かったみたいだ


思い出した、追憶

アルミニウムの弁当箱に
同調する、ガラナ

戻れない、その日
転がったビー玉は
僕の涙を
吸い取ってくれていた

2007/11/06 (Tue)
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