詩人:さきネコ
愚かなピエロは踊る
ジレンマの旋律の中で
はずれた歯車そのままに
手を取って
時間の流れってのは
逆らって歩いてもいいんだよ
硝子の割れる音に
心洗われる
憂鬱のメロディー
優劣のレッテル
倍速のリズム 交差点のルール
君のアドリブはその仮面のおかげ?
誘いの言葉
耳慣れた ありきたりな つまらない言葉は嫌
ボキャブラリーを見直したらどう?
価値なんて平均化できるもんじゃないんだよ
枷をはずして
空の青を胸いっぱい吸い込んで
宇宙の星を瞳の雫に重ねて
枕もとに飾る寂しさ
偽りをもう一重に疑うような
悲しい未来にさせないで