詩人:甘味亭 真朱麻呂
新しい僕が明日になったら昨日の僕に手を振る
もう二度と会えないから さよならとだけつぶやきながら
いつでも自分なりに生きていきたいのさ
いつでも自分らしく生きていたいんだよ
突然の風にあおられた心が隠してた弱さを露わにさせる
どうしても どうしてでも守らなければならない
この思いはつねに想像するよりも前に前に進むよ
新しい僕でいるために
古い僕よさよなら
新しい気持ちで
変わらない僕が僕であるために
世界は進むんだ
今日も進むんだ
発展したり進みすぎた科学とわけのわからない僕らが理解できないくらい
複雑になる世界
大事な取り決めなのに見えない暗幕の中で勝手に決められるルールと知らないあいだに可決した新しく増えた法律
増やしたのはどこの誰だ
そもそも最初決めたのはどいつだ?
スッと星が流れ
時はまた始まりに戻る
君の笑顔と不器用すぎる言葉はどうやっても崩れすぎて
元には戻らない
だから命はこのまま 正しさを保ちながら
終わりへと向かう
ただ後は向かうだけさ
悲しむべきだろうか けっして喜べる終わりではないけど
たどり着く最後の場所で君に会えるならばどっちでもいいや
ただそばに 君がいて
ただそばで 笑いあう
それこそが もう愛であり
それだけで 僕は幸せ者だ
十分幸せなのさ 満たされてるよ
心のポストに今朝も朝早く届いた恋のレター
一つ一つの言葉を重ねるようにまたここで始まりがナチュラルに始まる この歩いてきた道を振り返ればどこまでも過去へとつづく道と長い道のりに様々な場面が見える
なにもほんとは見えやしないけど
この道をたどってけばどこまでもつづく過去に続いてるけど 僕はゆけないさ
前にしか進めないから
ただ前に前に思いをはこび願いを先へとばす
紙ひこうきを風にそっと流す…流す。