詩人:良い席
僕が居る部屋だけが明るい他の部屋は皆暗い僕は不安だ表情は変わらずに只見つめ続けて黒色のカーテンを開けてみるとまったくの夜だいつも見える筈の光景が真っ暗闇僕の心は不安に苛まれる胡坐を掻いて何をしているのだろうまるで常に闇が付きまとっているかのようにテレビに映る人達が、僕には霞んで見えた