詩人:夢人
道は何処までも続いているように見えた
限りある時間の中で、
全ての道を進むことは不可能だろう
どの道を歩めばいいのだろうか?
分かりやすい道はある
ただ何もせずに
時間切れを待つ方法。
他の人が歩んだ道を何も考えずに歩けばいい道。
けれど、それじゃつまらないだろう?
だから人はその道が本当に正しいのか悩むんだろう?
自分の持つ何かが
その道を進む代償として
奪われてしまわないかと怯えるんだろう?
けれど悩んでても時は過ぎる
だから覚悟を持って進まないか?
本当に譲れないモノ、それを奪われそうなら
道が無い道を進む覚悟。
奪おうとされたら
それを必死に守る覚悟。
そして、本当に譲れないモノ以外なら
それを差出して道を進む覚悟。
この人生という道を歩き続ける為に
俺がした覚悟。