詩人:紅麗-クレイ-
今日もリスカリスカリスカリスカリストカット!
今夜もスパッスパッスパッスパッスパッスパッ!
何回切っても
痛みは感じない
死など怖くない
感じるのは
早い胸の鼓動
指先の生温い温度
満悦感と満足感
この瞬間だけは
嫌な事を忘れて
優越感に浸れる
さっきまでの
強い自己嫌悪と
憂鬱な気持ちが
嘘みたいになる
私にとってリスカは
『自分を覆っている「何か」』を切り破る為の
唯一の手段であり
最後の手段でもある
親に泣かれようが
友達に殴られようが
この快感はやめられない
そして今夜もリスカリスカリスカリスカリスカリスカリスカリスカリスカ
血で肌が見えなくなるまでスパッスパッスパッスパッスパッスパッスパッスパッスパッスパッ……