詩人:カクレクマノミ
東京ではもう桜が咲いたという僕の街はようやく新芽が出てきたところまだ少し寒い春物の服はまだ早い白鳥はまだ近くの池にたむろしていて灯油を詰んだトラックもまだ走ってる何十回もの冬を越えて何十回もの春を迎えて今の僕と見比べる些か成長したかな今年は始まったばかりけれどすぐ終わるのでしょう一年なんて神様のあくびあくびをしている間に過ぎていくつられてあくびをしないよう一歩一歩踏みしめて歩きたいな