詩人:さらら
彫刻を彫る感覚
気とはどんな
時間を刻んで在るのだろうか
時折
自然のライン
形無き闇
朝の陽差しまで
彫刻が持つエナジーと
同じ波動を感じる
あなたの詩
時折 彫刻のよに刻まれていく
闇のなか
さざ波のよに
雲と光の交差点
虹後
乾いていく滴
想いは彫刻のよに彫られてゆく過程
詩となって
窓辺の風
陽差し
月灯
受けた彫刻のよな時間
神様を信じていない私も
神様の存在を
粒のよな時の間
それは静か伝わるように
詩の神様 宿るよな
詩 彫るように
刻まれていく時間
密かな時間
五感まで届くよな詩