詩人:葉月
この季節終わってしまう前に
あなたの匂い忘れる前に
たくさんの時間胸に焼きつけよう
あなたと過ごした日々
消えてしまわぬ様に
この愛が深い眠りにつく頃
あなたは何処にいるのでしょう?
きっと私ではない誰かを
胸に抱きしめるんだね
あの花ともこの季節とも
あなたとも
きっとこれでさよならね
誰もいない海辺に
ひとつの影をつくって
日の沈みかけた空眺めた
ひとつのしずく流れ落ちる
もう行ってしまうのね
最後まで笑顔で見送るから
ねぇ振り返らないでよね
心に決めたこの思い
崩れてしまいそうだから
ねぇやっぱりもう一度
最後にぎゅっと抱きしめて
あなたの温もり
もう感じることのできない温もり
忘れてしまわぬように・・・