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詩人:siva
“逢いたい”
その言葉を 何度飲み込んだろう?
何度飲み込んだの?
大人になったのに、ココロは不器用なまま
素直なその一言だけでいいのに
そのためなら この長い夜の途中でも
あなたに逢いに行くのに
あなたはただ、待っていればいい
携帯 握り締めて 月を見上げて
淋しさに負けない様に
ただ、居てくれたらいい
涙も出ないまま 心だけが泣いている
そんな痛々しく 膝を抱えないで
あなたを その瞳を曇らせるもの
その全てから あなたを守りたい
あなたの“大切”にはなれないけど
居心地の良い ソファになるよ
体預けて、目を閉じて 眠れる様に
歌も歌うよ あんまり うまくないけど
あなたのために この長い夜を越えるから
最後に名前を呼んで