詩人:さみだれ
涙は地下に乾いた唇は海にキスはだめ命を削るわごめんねあなたのために泣けないのつまりあなたは悲しく映らないの喜びは屈折し感情はバランスを無くし繋ぐのは嫌この手はあなたのものじゃないの私のための手なんだから出番を終えた雑貨新しいものはそこにいつもそう魂なんてないのねごめんねあなたがいなくてもいいのだってあなた幽霊みたいなものでしょいるときはいていないときはいないむなしい生き物なのよ