詩人:未知
ありえないことばかり夢に見て
ありえないことばかり妄想してる
そんな、ありえないことが起こったら
どんな気持ちになるだろうって
想像しながら、「ありえないだろ」って
自分で自分にツッコんでいた
いつもの悪癖...なんとなく、自己嫌悪
ひとしきり凹んでみたあとで
でも、すこし冷静になったんだ
だって、ありえないことって
ありえないことなのか?
あの頃の僕たちが予想だにしなかった、
そんな未来が現実になって
その進行形に僕らは生きている
ありえないことも結構
この世では起きてる気がするんだ
ありえないことって
ありえないことじゃなくて
ありえないことって
言いきるほうがありえないこと?
ありえないことなんて
あることがありえない
そう信じてみるのもありかもしれない?!
ありえないことがあるって思うから
人は挑みつづけるのかもね
ありえないことを夢見る想いが
いつかそういう壁をとっぱらって
ありえなくないことに変えるのかもね
だったら私は
ありえないことばかり夢に見ていたい
だってそのほうが面白いでしょ
ありえないことを想像していたい
ありえないようなことがありえる日まで
その瞬間まで生きて見届けたい!!